当研究室では個体から細胞まで幅広い材料を用いて研究を行っています。研究テーマは個人により様々ですが、それぞれの研究や実験を結び付けながら、広がりをもった大きな成果へと発展させていく様に努めています。
そのためには、各個人が
- 生命現象に興味関心を持つこと
- 小さな変化や問題点に気づくこと
- 物事を客観的な視点で捉えること
が重要だと考えます。日頃から主体的に考え、積極的に行動できるよう心がけてください。
当研究室では動物実験は不可欠です。動物の飼育も大切な研究の一環ですので、研究室のメンバーが協力して、世話にあたってもらうことになります。休日にも当番が回ってくることがありますが、お互いを思いやり、協力して世話に当たってもらいたいと思います。また、研究の過程で動物の命を絶たないといけない場面に遭遇します。したがって、それら動物の命の上に成り立っている実験であることを十分意識し、綿密な計画のもと慎重に研究を進めてほしいと願っています。
入室を希望する学生の方、当研究室での生活や実験に興味をもたれた方は、遠慮なく連絡をしてください。また研究室への訪問も大歓迎です。大学院への進学を希望される方もバックアップしていますので、進学希望の学生諸君はぜひお知らせください。また、学生諸君の希望によっては、学部生でも各種学会で研究発表をするチャンスも十分にあります。
当研究室で研究を満喫しましょう!熱意を持った方のご訪問をお待ちしております。
過去の卒業生・修了生の研究テーマ
2010年度
マウスSTAT5bのDNA結合領域への変異導入がレプチン情報伝達に与える影響について
黒毛和種の経済形質を支配する遺伝子群の遺伝多型に関する研究
レプチンによるニワトリ成長ホルモン遺伝子の制御に関する研究(香川大学修士論文:指導委託)
2011年度
鳥類の抱卵行動制御遺伝子の単離に関する研究
レプチンの成長ホルモン遺伝子転写誘導に対するPit-1の関与
ニワトリレプチン受容体を用いたレプチンバイオアッセイの確立と鳥類レプチン様活性の検出(博士論文)
JAK-STATを介した鳥類プロラクチン情報伝達の解析(修士論文)
2012年度
ニワトリの就巣行動が脳内オレキシンシステムに与える影響
就巣による慢性低エネルギー状態がニワトリ脳内CRH発現に及ぼす影響
鳥類血清中のレプチン様物質の同定に関する研究
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